保護者
ほごしゃ
一
かばい、守る人。子供を保護する義務のある父母など。
ロ
最初の頃、素のロザンを見て正直『こいつらフィジカルな意味では知らないが、メンタルな意味で恋人同士なんじゃないか?』と思った事がある。何を見てそう思ったかと言うと、何かあるとすっと宇治原さんが菅ちゃんを守りに行く所が随所で見られたからだ。具体的に例を出すと、マンダラでWSメンバー揃って高井さんの故郷を訪れた事があった。この時にダンボールを使ってグラススキーのまねごとをして遊んだのだが、皆が座って滑る中、運動神経の良い梶原くんが立ったまま滑ると、菅ちゃんもマネをして立ったまま滑り降りようとした。すると宇治原さんがすかさず『お前には無理やって、止めとけって。』と声をかけたのだが、この時の口調が保護者のそれ以外の何ものでもなかったのだ。
しかし、しばらく二人を見ていくうちに、どうも恋人と言うよりもやんちゃ坊主と母親の関係なのだと判ってきた。
菅ちゃんはやんちゃ坊主でやりたい放題の事をやる。時には前後の事を考えずに行動するのでとんでもない結果を招く事もあるのだが、その時、ブレインの宇治原さんにSOSを求める。自分に欠けている部分を本能で知っている感じだ。一方の宇治原さんは甘え上手の菅ちゃんから頼られる事が嬉しくて仕方がないお母さんで、菅ちゃんが何かをしでかすと「仕方がないなぁ」と言いながらにこやかに後始末をする感じだ。こういう関係を心理学では共依存と言って酷いものは病的心理に分類されるのだが、この二人の場合、お互いに欠ける部分を補い合って、二人の長所が足し算ではなくかけ算になっているのだから、むしろ好ましい共依存関係だと言えるだろう。
保護者宇治原さんはどんな時でも菅ちゃんを守ってくれる。「?まじっすか!」のロケで、マムシがでるかも知れないと言う山道を、夜更けに「まむし踏んだら噛みつかれるから、足下気つけや」と言いながら菅ちゃんの前を登っていく宇治原さんの姿に、本当に菅ちゃんが羨ましかった。あれくらい徹底して誰かから守って貰えたらさぞかし幸せだろう。