ロ
ロザンの初主演映画「ガキンチョ★ROCK」は2003年6月9日クランクイン。そしてなんとクランクアップが6月26日。たったの3週間で撮りあげた超早撮り映画だ。
「パコダテ人」等を撮った映画監督・前田哲氏の原案を元に、映画版「GTO」などを手がけた長谷川隆氏が脚本を書いた青春コメディ。テーマは青春ムービーの王道「夢」と「友情」と言ったところか。制作は岡村隆主演映画「無問題」などで有名な吉本興業子会社YesVisionsだが、無問題にお金を掛けすぎて(冗談よ〜)今回のプロジェクトは超低予算だったらしく、主演の4人は撮影期間中ずっと舞台と映画のかけ持ちで、遅寝早起きの毎日を強いられたようだ。 この映画、特筆すべきはカメラマンさんなんだな『ドラゴンヘッド』等を撮った林淳一郎さん。最近の映画カメラマンとしては一流の方だ。菅ちゃんも監督よりもカメラマンさんが恐かったと語っていた。
菅ちゃんがライブの時に「最近腹の立った事(相手)」と質問されて「(監督の)前田哲さん。なぜならばラッシュフィルム(音声を入れる前の編集済みファルム)を見たけれど、僕たちがあんなに苦労したのにちっとも面白く無かった」と語っていたので、デキを心配していたのだが、青春コメディとしてはまぁまぁの作品。
ただ、予算の関係で、もっと描き込みたい箇所を割愛と言う場面も多かっただろうから、監督としてはかなり不本意な部分も多い作品かもしれない。しかし、エピソードもさることながら、キャラクターが面白いので、私はどちらかといえばTVドラマシリーズで見てみたいと思ってしまった。あのキャラクター達ならいくらでもコメディが作れるんじゃないか?幼なじみ4人組の話だが、菅ちゃんはマザコンのベーシスト蝉丸(セミマル)。宇治原さんがちょっとクールでギャンブラーのギタリスト源内(ゲンナイ)二人ともいい味出していて、あのエピソードだけで終わってしまうには惜しいキャラなんだけどなぁ。でも二人とも現実のキャラとは正反対なので、この映画でロザンを知った方はそのあたりご承知置きを。
関西地区では2003年秋からうめだ花月と各地の公共施設で公開。東京、神戸などでも劇場公開され、DVD化もされたので関西地区以外のファンでも一応見る事ができた。
この映画超低予算故に素人のエキストラを多用している。特にラストのライブシーンなどは300人は集めたいと言う事で、チラシを撒いて、派手に一般募集をしたから、関西のロザン・キングコングファンは大勢参加している。関西在住のファンの方ならあなたのお友だちがどこかに出ているかも知れない。えっ?あなた自身が出ているって?失礼しました。