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今夜の番組チェック

マイペース

一) 物事を自分のペースで進めること
ロ) かつて宇治原さんとこんな会話をした事がある

私『宇治原さん、菅ちゃんってもうちょっとなんとかならんやろか?』
宇『何がですか?』
私『菅ちゃんが、せめて宇治原さんくらいに先輩に愛想してくれたらロザンはもっと売れるのに。でも、性分はなかなか直らんよなぁ』
宇『(思わず吹き出して苦笑)』

芸人の世界と言うのは、今時、珍しい位の先輩至上主義だ。1日でも早く芸人になった人は哥さん(にいさん)姐 さん(ねえさん)と呼ばれ、後輩は生涯先輩には頭が上がらない。後輩は先輩からどんな無理難題を言われても必ず聞き遂げなければならないが、一方、先輩は 自分の懐具合に拘わらず、どんな時にも後輩の面倒を見るのが当然の義務だ。  一度、ダウンタウンの浜田さんが「なんでこんなヤツを哥さんと呼んで立てなあかんねんと思った事がある」と言っているのを聞いた事があるが、どんな人で も哥さんは哥さんなのがあの世界だ。

ところが、菅ちゃんは奢るのもあまり好きではないようだが、奢られるのも大嫌い。誰かから遊びに誘われても自 分が遊びたい時なら喜んで行くが、自分が遊びたくない時ならきっちり断ってしまう。遊びに行ったとしても、自分が決めた時間なりなんなりになるとさっさと 帰ってきてしまうらしい。先輩から遊びに誘われて、仕事以外の理由で断ると言う事は芸人の世界では普通、あり得ない事なのだが、菅ちゃんは平気でそれを やってしまうのだ。良く言えばマイペースを崩さない、悪く言えば協調性に欠けると言う事か。中には菅ちゃんの性格を知り尽くして「あれが菅の良いところ だ」と理解し、可愛がってくれる方もいるのかもしれないが、これでは大方の先輩からは「愛想がない」「礼儀知らずだ」と嫌われる事必至だ。  マンスリーよしもと2007年5月号の特集は『ファミリー』で、ヨシモト芸人をいくつかの派閥に分け、誰がどの派閥に属するのかを一覧にしてあったが、 ロザンの名前はどの派閥にも入っていなかったのはお気づきの方も多いだろう。

ただ、ロザンの場合、菅ちゃんのこういう部分をカバーしているのが宇治原さんで、寂しがり屋で一人でいるこ とを嫌う宇治原さんは、この世界に入りたての頃は人見知りをして後輩とばかり遊んでいたが、今やどんな先輩からお誘いがかかっても喜んでお付き合いしてい るロザンの広報・交際係だ。

あぁ、やっぱり「宇治原と菅ちゃんでロザン♪(ムーンライト伝説のメロディで。くれぐれも『菅ちゃんだけでも ロザン♪』とは続けないように)」なのだ。でも、菅ちゃん、せめてもう少し付き合い良くなってよ。