手売り
てうり
一
小売店や販売窓口等を介さずに、直接人から人へ販売する方式
ロ
吉本興業の芸人に限らず、若手芸人と呼ばれる人達は、しばしば自分達が出演するイベントのチケットを自分達で売って歩く。いわゆる手売りと呼ばれるものだ。チケットの売れ行きが悪いと、街頭に立ってそれこそ必死で道行く人に声をかける。どんな芸人でも経験してきている道だ。
先日あるイベントで、バッファロー吾郎さんに「今まで一番客が少なかった時は何人?」と言う質問をしたら「最低は0人でイベント自体が中止になった事がある。」と語っていらっしゃった。みんなそれなりの苦労をして少しずつ売れるようになってきている訳だ。
だが、我らがロザンはウエストサイドであれよあれよと言う間に人気者になってしまったから、こういう苦労はほとんどせずにここまで来てしまった。別に苦労などせずに済めばそれに越した事はないわけで、二人にとっては幸せな事なわけだが、後輩芸人達が必死で手売りをしているのを見かけると、ロザンにはその幸せを自覚して欲しいと願ってしまう。
ロザンもかつてクワンガクッと言う番組で、baseの休館日にロザンの単独イベントを開催し、客が一人でも来てくれたらゴールと言う企画の時に、かなり必死で客を呼び込んでいだが、他の若手はああいう事をしばしばやっているわけだ。
恵まれている人間は恵まれている事を誇っても良い。しかし、自分が恵まれている事だけは決して忘れないでいて欲しい。その自覚は謙虚さとなってロザンの更なる魅力となっていくに違いない。